♪上野発の夜行列車降りたときから~♪青森駅は~・・・・快晴!!
今回はこれ以上北には行きません。
2日目のスケジュールは以下の通りです。
(青森駅→新青森駅→八戸駅→久慈駅→譜代駅→龍泉洞→つなぎ温泉)
せっかく青森駅まで来たのにすぐに新青森駅から新幹線にて八戸駅まで戻ってしまいます。
なぜ青森まで行く必要があったのか?
3日目の行程です。
(つなぎ温泉→小岩井牧場→○○酒造→メトロポリタン盛岡→盛岡駅→上野駅)
2日目の朝からなんのコメントも無くただの行程表になっていますね。
そうです、2日目朝以降のスケジュールは、ついでの旅となっているからです。
では、本旅行の最大の目的はなんだったのか? これこれ、これに乗る事でした。
8月10日(土)15:50上野駅13番線に入線してきた。
「・・SIOPEIA」ん!?・・シオペア
不定期運行の上野発→青森行きカシオペア号です。
16:20青森駅へ向けて滑るように13番ホームを後にします。この例えようのない加速感~~~
う~ん、ちょっと気持ち悪い。足元での荷物整理をほどほどに切り上げ、視線を車窓からの景色に移してなんとか持ちこたえクリア。
カシオペア号は上野を出発してから暫くの間、沿線にカメラを構える鉄道ファン(撮り鉄)の格好の被写体となります。
私が乗るのは10両編成中の7号車、先頭は通称「虹がま」と呼ばれている電気機関車(EF8195)がけん引します。カシオペア号の編成は青森側が10号車となっていますので7号車は虹がまから数えて5両目となります。
撮り鉄の王道と言われている構図は、先頭の電気機関車の顔をシッカリ押さえて斜め45度で尻尾まで・・なので5両目が撮り鉄輩の目の前を通過するころには、良い写真が撮れた!!と満足顔で手を振ってきます。
手を振られる!これが結構 心地良いんです。 (今回の楽しみの一つ)
カシオペア号が黒磯を通過する頃、ディナ-タイムとなります。
レストラン車両でワインを含みながらナイフ&フォークで美味しいフルコース^^Yなのですが、微妙な揺れを伴ううため料理が逃げます、早食いの私も時間がかかり上品に食すことができました。(楽しみの一つ)
カシオペア号には風呂がありませんので、シャワー!10両編成の数カ所設置してあるシャワールームを希望者お一人様30分の持ち時間で使用できます。勿論使用を希望しました、9号車のシャワールームを19:30から占有します。
時間帯を考えると当然のことながら私の前に使った人がいるはず、濡れているのは当たり前と思いながら脱衣室、シャワー室と足を踏み入れましたが、なんとカラカラに乾いている?
乾いていた理由がわかったのは使用後のことでした。脱衣室を後にする際「最後にこのボタンを押して退室してください」と書いてあったボタンを押したところ、「ザアー!!ブォー!」ガラスドア越しのシャワー室は台風の様、脱衣室はまるで竜巻!数秒後、私が出て行くシャワールームはまるで清掃を済ませた直後の様でした。(びっくりの一つ)
部屋に戻って車窓からの景色を肴に酒類を楽しみますが、夜景でということで灯りないところは真暗!肴なしになります。
だれでも簡単にできるベッドメイキング、広さは充分で寝心地はグッドです。
おやすみなさい・・おや、横になってすぐのこと!地震かな、震度1~2でしょうか、弱い地震ですが収まる気配がありません。
地震は翌朝起床するまで続きました。(想定外の一つ)
そして朝食です、昨晩ディナーを楽しんだレストラン車両へ移動すると同じツアーに参加する人たちで賑わっています。
耳に入ってくる声と言えば「揺れて、眠れなかった」のオンパレードでした。・・・(みな同じ)
カシオペア号の楽しい旅ともそろそろお別れの時間です。
スタート時を振り返ります。
♪青森駅は・・・少し揺れている・・・
最後に、2日目3日目は 文句なしの快適な旅であったことをお伝えして終りとします。
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